2014年9月28日日曜日

夏の蒸し暑さがすぎて
段々朝晩が涼しくなってきた。

久しぶりに早起きをして、
朝から部屋を掃除。

窓を開けると朝のすんだ、涼しい空気が流れ込んでくる。

久しぶりにラジオでも聞こうかとパソコンを開いて、
どうせなら、と
ドイツのラジオをつけた。

ドイツの小さな村は、季節関係なく、
朝の空気は冷たく、とてもすんでいたなぁ。

朝起きると
お家のお庭に朝ご飯を食べにきた野生のシカがいたり

とてもとても恋しくなるときはあるけれど
このときもこの土地でがんばると決めて毎日を過ごしていたから
今もこの場所でがんばろう。

東京っていう大きすぎる場所に負けそうになるけれど
人の多さが嫌になるけれど、
空気が澄んだ、きれいな朝があることをわすれずに
今日も一日、よろしくお願いします。



2014年8月5日火曜日

がんまさん


可愛い2羽のふくろうさん。

ふたりは北海道の旭川からやって来ました。

槐(えんじゅ)という木でできています。

木目がとてもきれいなこの木でふたりを作った方ががんまさんです。

何十歳の木が、またさらに乾燥して、がんまさんの手によっていろんな形に
生まれ変わって行きます。

お店にあるふくろうさんはみんな顔、かたち、大きさ、表情が全く違います。

ずっと見つめていると、なんだか優しい気持ちになります。

お部屋においてるだけで、
雰囲気もガラッと変わって、
疲れていても、癒してくれます。

他にも

小さいさん達がいます。

忙しい毎日だけど、
この子達をみて、ホッとする時間も
忘れたくないなぁとおもうのです。




2014年8月4日月曜日

もんぺ




お久しぶりです。スージーです。

今日はもんぺについて書きたいと思います。
私は冗談抜きで毎日もんぺを履いています。たまにサルエルパンツです。

このもんぺ達、久留米絣という生地でできています。
糸を何箇所もくくって、染めて、
縦糸と横糸で柄を出して行きます。
木綿100%で、着心地抜群なんです。

ダンスの練習にもピッタリ


昔からの着物の生地なので、反物で出来上がります。

そんな反物から作られるもんぺ達、
最初は糊がついているので、新しいものは触ると少しパリっとしている状態なんですけど、
洗うごとにそれが少しずつ落ちて、なんとも言えない柔らかさに
すこーしずつすこーしずつなっていきます。

私にとってはかなり新鮮な感覚でした。


ものを長く使って、こうやって楽しむって今まであんまり感じたことなかったなぁと。
愛着が湧くってこういうことなんだなぁと。

使い続けるっていいなぁ、、

そして、それを作り続けてる職人さんってすごいなぁーと思うのでした。


Suzie



2014年3月5日水曜日

休日の過ごし方

昨日今日と2連休でした!


昨日は安藤さんの櫛のお師匠さん
廣島政夫さんにお会いしてきました。
とてもとても素晴らしい方で、
そんな方が作る櫛もとてもとても素晴らしくて、
生き方も、心構えも、勉強になりました。

この日のことはまたあらためて書きたいなと思います。

そして今日は、スタッフのナベ子さんと、
NEWスタッフレイチェルと一緒に
来月号の新聞の撮影会でした!

匠の館での撮影でしたが、春に向けて
良い感じの写真が撮れたかな?




来月号からまたがらりと変わりますよ~♪



みんなで食べるごはんって
やっぱりおいしいな~とぼんやり





2014年3月1日土曜日

職人さん

とほぼ毎日働いて、
目の前で
職人さんの手からいろんなものが産れて、

もちろんその状態になるまでに何日も、何か月もかかってるものもあって、
ゆっくりと時間をかけて仕上がって
私の手元に今あるんだな~

なんて考えてると、
一つ一つにその人達の想いが詰まってて、
使っていて、とても温かい気持ちになります。

今まで自分が使うものにそういうふうに思ったことはあるかな?
自分が使うものにそこまで考えたことはあったかな?
値段ばかり気にしてなかったかな?

と、自分の身の回りにあるものについて考えるようになりました。

今私の読んでる本に、

携帯にストラップを付けるのは日本特有なのでは。
他の地域では機械としてしか見てなかったりするけど、
日本人はその機械にさえ自分のおもいを入れようとする。

というようなことが書いてありました。

物を大事にしたり、自分が使ってるものを可愛がったり、
それって実はとても豊かなことではないかなと思うのです。

そういうものを作っている人達に囲まれていると、自然と
私の心もなんだか豊かになって、
いろんなものに対して、愛情が自然とわいてくるようになりました。

なんだか極端かもしれないけど、ここで働き始めてそういう風に思うことが
本当に多くなった気がします。

いろんな人にもっと知ってほしいな、
こんなにシンプルに毎日が豊かになるってこと。


つげのブラシ

をもらいました!

つげの櫛は舞妓さんの髪を結うときに使ったりっていうイメージ?
でも私が貰ったのはこんな櫛
折り畳みの出来るタイプ。
完成までに4年かかってるそうです!
大学入学した子が卒業してる!!!

椿油をしみこませてて、髪の毛をとかすごとに、
その椿油が私たちの髪にうつるそうです。

今まで櫛とかブラシをちゃんとつかったことないわたしが
このブラシを使い始めて4か月。

本当に髪のツヤも違うし、髪にいいことを本当に毎日実感しています。

毎日朝起きて、この櫛で寝癖を直して一日が始まって、
髪の毛が調子悪い時は、髪の毛の乾かし方を考えたり、
櫛が乾燥してないかって思って、椿油を塗ったり

髪の毛の事を考える時間が増えました。

今までは
髪の毛が多いから、とか
天然パーマだから、とか
髪が太いから、
なんてことで片づけてたけど、

そんなことではなくて、ちゃんと見直してあげたら
きちんとよくなるもんだな~
と気づきました。

髪の毛がもっと愛おしいものになりました。

この櫛だって、職人さんが作ってて、
その人の髪の毛が良くなるようにって思いを込めてて…

ってことを考えると、また、
櫛自体ももっと大事にしようと思うのです。








2014年2月17日月曜日

このブログについて

伝統工芸ってなんだろう。

竹?着物?

今までそんなに考えたこともなかった日本の伝統工芸。

ひょんなことから家を代々次ぐ職人さん達と働くことになった
がっつりゆとり世代のSuzie(純日本人です)が日々感じることを
つづっていきたいと思っています。

新しいけれど、日本で昔から受け継がれているものやことを
日々発見して、ここにメモとして、
居眠りしながらぼんやりと考えるように、書いていけたらいいなと思ってます~。

なのでこのタイトルは
SUZIE SNOOZIE
スージーの居眠りです。笑

これからよろしくお願いします :)

SUZIE